PER(株価収益率)とは

PER(株価収益率)とは

PERはPrice Earning Ratioの略で「株価が1株あたり純利益の何倍であるか」を表しています。日本語では株価収益率と呼ばれています。PERの読み方はペーではなくそのままピーイーアールです。

 

PERとは株価が割安か割高かを判断する指標であり、PBRと並び最も多くの投資家が利用する非常に重要ともいえる指標であります。

 

またアメリカ株と比較して日本株は割安だ、割高だと言われることもありますが、このときも日本株の平均PERとアメリカ株の平均PERを使って比較している場合があります。

 

このように個別の銘柄の比較だけでなく、市場間での株価水準についての比較にも使われることから、とてもメジャーな指標であると言えます。実際投資判断に使う使わないは別として、投資をするにあたっては知っておかなければいけない指標の1つです。

 

さて、PERの算出方法ですが、

 

「現在の株価」と「1株あたりの1年間の利益(純利益)」

 

の2つを使い算出します。とてもシンプルですね。
※「1株あたりの1年間の利益(純利益)」は「1年間の純利益」÷「発行済株式総数」で求めることが出来ます。

 

PER(株価収益率)=「株価」÷「1株あたりの1年間の利益(純利益)」

 

つまり、PERというのは、現在の株価が「1株あたりの1年間の純利益」の何倍まで買われているかを求めているということになります。

 

例えば
現在の株価・・・300円
1株あたりの利益(純利益)・・・15円
の場合のPERは以下のように求めます。

 

300円÷15円=20

 

というわけでPERは20倍となります。

 

以上から分かるように、株価が上がればPERも上昇し、株価が下がればPERは下がります。
また、1株利益が増えればPERは下がり、1株利益が減ればPERは上がります。

 

単純にPERが高くなれば高くなるほどその企業の株価は割高であると判断できそうですが、残念ながら、PERは何倍以上だと割高で、何倍以下だと割安だという基準はありません。

 

業種ごとでPERにすごく差があり、ネット関連で成長著しく今が旬な事業を行っている業種はPERが高く、今後大きな成長があまり望めない、もしくは衰退していくだろうと予想される業種に関してはPERは低くなる傾向があります。

 

なぜそうなるかということについては予想PERを解説しているページをご覧下さい。参考サイト:予想PERとは

 

というわけで単純にPERの値(何倍であるか)というのだけでは株価水準を判断できませんので、PERを用いて割高か割安かを比較する場合、同業種同士で比較する場合が多いです。

 

例えば日産自動車のPERは15倍で、ホンダは14倍、トヨタは12倍という場合、トヨタが少し割安かなという判断したり、日本株の平均PERは15倍前後の時が多いのに、最近の株価の上昇でPERが20倍近くまで上昇しているな。これはちょっと買われ過ぎかもと判断する材料の1つにすることができます。

 

また、割高か割安かを判断する企業の過去のPERの推移から現在のPERが高すぎるのか(株価が割高なのか)、低すぎるのか(株価が割安なのか)を判断することも出来そうです。

 

さらに、日本株全体の平均PERを利用し、日本株は上げすぎだ下げすぎだと判断する場合もあります。

まとめ

 

1.PERはピーイーアールと読み、株価収益率と訳します。

 

2.株価が割高か割安かを判断する指標であり、最も有名で最も利用される指標の1つです。

 

3.PER(株価収益率)=「株価」÷「1株あたりの1年間の利益(純利益)」

 

4.PERというのは、現在の株価が「1株あたりの1年間の純利益」の何倍まで買われているかを求めているということになります。

 

5.同業種間での比較に用いたり、日本株全体の平均PERを使い、日本株の株価水準を判断したりします。

 

6.他国のPERと日本のPERを使い、国ごとに割高か割安かを判断する場合もあります。

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