机上の知識だけで稼げるなら大学教授は大金持ち。試行錯誤や損をした時に得る教訓や知恵こそが重要であり真理である


本やネットから投資に関する知識や技術を手に入れることができます。

しかし、机上の知識だけで勝てるほど投資は簡単ではありません。

もし、投資を勉強するだけで勝てるのなら、金融論や証券投資論などを専門にしている大学教授や、証券アナリスト、投資アナリストは大金持ちになれるはずです。

実際はどうでしょう?

大学教授で投資家としても大成功を収めたという話は聞いたことありませんし、証券アナリストに限っては、「上がると言ったら下がって、下がると言ったら上がる」からその人の言うことの反対の売買をしたら儲かるとまで言われるアナリストさえいる状況です。

投資においては、企業分析や売買技術論よりも大切なことがあります。

それは、自信のメンタルコントロールなどのセルフマネジメント資金配分などのマネーマネジメントです。

「もっと下がったらどうしよう」という恐怖
「もっと上がる、まだまだ上がる」「もっと買えばもっと稼げる」といった
「早く稼ぎたい」という焦り

これらの感情の揺れで、我々投資家は合理的な判断からは程遠い、もっと言えば、他人から見たらあえて大損したいのか?と思えるような行動をときに起こしてしまいます。

また、一度の売買でどの程度の資金を投入した方がよいかというマネーマネジメント問題も非常に大切です。

多くの投資家は安全運転と思われる資金配分より資金を突っ込んでしまいます。

つまりリスクを取りすぎているということです。

大きくやられたり暴落を経験して初めて、自分のその資金管理の甘さに気付きます。

これら、セルフマネジメントとマネーマネジメントに関わる問題のほとんどは、実践を通して初めて目の前に現れます。

しかも、セルフマネジメントとマネーマネジメントの問題は投資が上手くいっているときは表に現れてきません。

投資が上手くいっているのですから当たり前ですよね。

損をして、暴落を経験して初めて大きなミスを犯していることに気付きます。

と同時に、セルフマネジメントとマネーマネジメントの重要性と、それらが売買技術論や企業分析と同じかそれ以上に大切であることを知ります。

自分はどれくらいの資金量を投入するのがベターなのかというのは、本当に人それぞれです。

リスクに対する感応度、家族構成、本業や副業の収入状況、年齢などでも変わってきます。

若い人と退職者、独身と子育て中、専業投資家と本業の他に副業の収入がある人、家賃やローン支払い中の人と家賃やローンの支払いがない人、証券口座以外に預金を置いている人と全額投資に回している人とでは取れるリスクの量と、耐えられる損の割合と、致命傷を負ってもやり直しがきくがどうかも変わってきます。

ですので、適切なマネーマネジメントという理論があったとしても、それが自分に合うかどうかは分かりません。

理論では答えは1つでも、人間の生き方、考え方、環境は人によって違うので実践では答えが1つだとは限りません。

また、先ほど言ったように、人はリスクを取りすぎる場合が多いので、損をしたり失敗して初めて、自分に適切な資金配分量というのが今の状態ではないと気付きます。

ここで、重要なことは、

損や失敗をして「今のマネーマネジメントとセルフマネージメントが適切じゃない」と気付くのであって「適切なマネーマネジメントとセルフマネージメント」に気付くわけじゃないということです。

簡潔に言えば、失敗や損をすることで、

自分のやり方が失敗だと気付くだけであって、正解が分かるわけではない

ということです。

「今までの方法が間違っていた。じゃこれからどうしよう。どうすべきなのか。」

と悩み試行錯誤するわけです。

失敗や損から、どれだけ教訓を得て、どれだけ試行錯誤できるか。

それがとても重要です。

悩みに悩んで、試行錯誤して試行錯誤して出てきた答えが必ずしも正解であるとは限りませんが、それはきっと自分の成長につながる、机上で身につけた知識よりも重要で普遍的な知恵であるはずです。

これから、投資をしようと考えている方。

始める前にしっかり勉強することも大切ですが、必要最低限のことを学んだら少額からは始めてみて、

損をして、損をして、損をして
試行錯誤して、試行錯誤して、試行錯誤して教訓や学びを得てみませんか。

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