株主優待株は2~3ヶ月前の購入で値上がり益ゲット!先回り投資法

マクドナルド株主優待先回り投資法チャート

今回もしっかり儲かってる!!!

マクドナルド株主優待先回り投資法チャート三光マーケティングフーズ株主優待先回り投資法チャート

みなさん、株主優待先回り投資法というのをご存知でしょうか?

株主優待先回り投資法とは、株主優待の権利確定日直前の高値を狙って、2~3ヶ月前に買い、株主優待の権利を取らず権利確定日直前で売り抜ける、値上がり益を狙った投資法です。

人気の株主優待は権利確定日の2~3ヶ月前から注目され始め、権利確定日に向けてじわじわ上昇する傾向があります。

つまり、権利確定日の2~3ヶ月前は権利確定日に比べ割安になっている場合が多いということです。

そういう傾向があるなら検証してみたくなるのが投資家。

僕が普段使っているシステムトレード検証ソフトイザナミを使って検証してみたのでその結果を載せたいと思います。

株主優待先回り投資法の検証銘柄と検証ルール

対象銘柄は三光マーケティングフーズと日本マクドナルドの2銘柄です。

ともに6月末と12月末が権利確定日で、年2回株主優待がもらえます。

まずは、ここで出てきた権利確定日について説明します。

権利確定日とは

権利確定日とは、配当や株主優待をもらう権利を手に入れられる日です。

株をずっと持っている人だけが配当や株主優待をもらえるのではなく、1年の間に1日(企業によっては2日、4日)だけ存在する権利確定日に株を持っていれば配当や株主優待をもらうことができます。

配当や株主優待をもらうだけなら、極端な話、1年のうち権利確定日だけ株を持って、それ以外の日は株を持っていなくても良いわけです。逆に1年365日のうち360日株を保有していたのに、権利確定日直前に手放してしまえば配当も株主優待ももらえないんです。

ここで、注意をしないといけないのは、買った株は3営業日後にならないと自分の持ち株にならないということです。

ですので、言い換えれば、配当や株主優待を手に入れたいのであれば、権利確定日の3営業日前までに買っておかないといけません

株主優待を手にしたければ権利確定日の3営業日前までに買っておく

たとえば、3月末が権利確定日の会社があったとします。3月31日が権利確定日なので、31日から3営業日前の28日までに株を買っておかないといけないということです。

土曜、日曜、祝日は証券市場が閉まっています。

もし権利確定日の31日が土曜、日曜、祝日ならその月の最後の平日が権利確定日になります。

例えば31日が土曜日なら金曜日の30日が権利確定日です。そして、配当や株主優待をもらうにはその3営業日前までに買っておかないいけないので、27(火)が権利を手に入れるための売買最終日になります。(この3営業日前の計算も土日祝を除いて数えます)

マクドナルドと三光マーケティングフーズの権利確定日の確認

ここで、マクドナルドと三光マーケティングフーズの株主優待の権利確定日を確認しましょう

【↓マクドナルドの株主優待】
マクドナルド株主優待

 

 

【↓三光マーケティングフーズの株主優待】
三光マーケティングフーズ株主優待

 

二社とも6月末と12月末ですね。

三光マーケティングフーズは2018年8月10日に株主優待の内容を食事券から割引券に変更しました。

このため、優待狙いの人気度が下がっている可能性があります。その場合、この記事で紹介する先回り投資法が有効でなくなる可能性がありますのでお気をつけください。

では、検証を行う前に検証のルールを決めておきます。

ルール

【銘柄】
2762三光マーケティングフーズ
2702日本マクドナルド

【仕掛け日】
2ヶ月前の月の10日(4月10日と10月10日)

【返済日】
権利確定日(優待の権利を取らない)

【検証期間】
2001年~2014年

検証期間が2014年までしかないのは、この投資法の検証を最後にしたのが2014年か2015年で、その時の設定のまま今回検証したからです。

イザナミを使って2018年まで検証することもできるんですけど、カレンダーを見ながら日にちをチェックして(仕掛け日、返済日が祝日になると検証できなくなるので)、エクセルに入力しないといけないので、もしこの記事が好評であれば2018年までの検証もやってみたいと思います。

株主優待先回り投資法の検証結果。やはり優位性はあった

ということで、早速検証結果をドン!

三光マーケティングフーズ株主優待投資法
 

★三光マーケティングフーズ★
勝率58.33%
期待値5.76%

 

マクドナルド株主優待投資法
 

★日本マクドナルド★
勝率88.89%
期待値5.98%

2ヶ月半の保有で5%台の平均利益率となりました。マクドナルドに関しては勝率が驚異の88.89%です。

しかし、同じ期間の日経平均がこの2銘柄より上昇率が高ければこの投資法の優位性はありません。

黙って日経平均を買っておけということになるので。

ということで、日経平均先物を同じ期間売買したらどうだったかを見てましょう。

日経平均と株主優待投資
 

★日経225先物★
勝率53.57%
期待値1.70%

三光マーケティングフーズ、日本マクドナルドとも日経225先物を上回っています。

↓比べやすいように比較表も置いておきます↓

  三光マーケティング マクドナルド 日経225先物
勝率 58.33% 88.89% 53.57%
利益率 5.76% 5.98% 1.70%

このように個人投資家に人気の株主優待銘柄は、権利確定日に向けてじわじわ上げていく傾向があります。

この2社の直近の権利確定日に向けての先回り投資法も成功しているようです↓
2018年4月10日(権利確定月の2ヶ月前の10日)から2018年6月26日(権利確定日)のチャートです

マクドナルド株主優待先回り投資法チャート 三光マーケティングフーズ株主優待先回り投資法チャート
2社ともしっかり上がってますよね!

株主優待銘柄は、ここで取り上げた2銘柄以外にもたくさんあります。

また、今回取り上げた2銘柄の権利確定月は6月と12月ですが、権利確定月は銘柄によって異なります。

例えば、食事券がもらえる吉野家は2月と8月、すき家、なか卯、ココスの食事券をもらえるゼンショーホールディングスは3月と9月です。

というように、株主優待先回り投資法は毎月のように投資のチャンスがあります。

【注意して下さい】
マクドナルドは特に人気の株主優待銘柄です。ですので、他の優待銘柄はマクドナルドの先回り投資法の成績より低い可能性があります。

自分で検証する方法。検証ソフトがなくてもやる気があれば大丈夫

今回の検証はシステムトレード検証ソフトイザナミを使いましたが、もし僕がイザナミを持っていなくて、イザナミを使わず検証するなら次のようにやります。

使うものは
ヤフーファイナンス
・エクセル
(エクセルがなければ)
・ペンとノート

以上です。

まずは、ヤフーファイナンスを開きます。

ヤフーファイナンス
 

左上に株価検索欄があるので「マクドナルド」と入力し検索

ヤフーファイナンス
 

検索結果の一番上に日本マクドナルドホールディングス(株)が表示されるので、その社名をクリック

マクドナルド株主優待

 

マクドナルド株の詳細情報があるページに移動しました。
ここで使うのは、上の画像の中にある「時系列」と「株主優待」の2つです。

まずは株主優待をもらえる権利確定日がいつなのかを調べてみましょう。「株主優待」のページに移動します。

マクドナルド株主優待

 

6月末、12月末となっていますね。

確認が終わったら、1つページを戻って「時系列」のページに移動します。

マクドナルド株主優待

 

「時系列」のページでは過去の株価データを無料で見ることができます。

マクドナルドの株主優待がもらえる権利確定日が6月末と12月末だったので、その日の株価と株を購入する日を1つ1つ調べます。

時系列データは、直近の株価から順に日にちをさかのぼって表示されています。

表示されていない日の株を調べたいときは「時系列表」の下に求めている年月日に入れ替えて表示させます

時系列データの切り替え
 

今回の検証では、2ヶ月前の10日を購入日にしましたので、4月10日に買って6月末で売る。10月10日に買って12月末に売るということになります。ヤフーファイナンスの時系列データから買った日と売った日の株価を調べてエクセルかノートに記録していけば、ソフトを使うことなく自力でだれでも検証できます。

言い忘れましたが、購入も売却もその日の始値で計算しています。

ここでもう一度権利確定日についての再確認します。

株は買った日の3営業日後になって初めて自分の持ち株になります。
ですので、権利確定日の3営業日前が最後の権利を手に入れられる売買日となります(権利付き最終日と呼ばれています)

このページの最初の方の「権利確定日とは」で説明したとおりですが、株主優待目当てで人気が出て株価が上がりやすいタイミングで値上がり益を狙うのが目的なので、株主優待の権利を取る直前に売ります。

ですので、12月末が権利確定日なら12月の最終取引日から3営業日まで売却します。ですので、月末最終日の始値ではなく最終日から3営業日前の始値を調べる必要があります。

権利付き最終日
 

1つ1つ調べていかないといけないのでかなり地道な作業ですが、システムトレード検証ソフトイザナミがなかった昔、僕はこんなやり方でいろいろ検証していました。

本気で投資で稼ぎたいのであれば、たぶんこういうことも苦労とは思わないどころか、稼げる方法を見つけられるかもとワクワクできるんじゃないかと思います。

また、今回はマクドナルドで説明しましたが、他に人気の株主優待を出している会社も調べたくなると思います。

そういうときもヤフーファイナンスを使ってみてください。

人気株主優待
 

「この銘柄を見た人はこんな銘柄も見ています」に表示されている15位までの会社は全部人気株主優待がある会社です。

マクドナルドの情報を見ている人のほとんどが株主優待目的であるだろうと推測できますね。

自分で集めたデータは財産であり自分だけの武器になる

それらの会社もどんどん調べれば調べるほどデータが集めることができます。

データが集まれば、データの精度が上がります。

精度が高いデータは立派な財産です。自分だけの武器です。

地道でしんどい作業かもしれませんが、しんどい作業ほど他の人は挫折したり、はじめから諦めてやらないので、作業をやり抜くだけで一気に他の人より差をつけることができます。

楽して稼ぎたい、片手間で何とか結果を残したいという人は、早かれ遅かれ市場の肥やしになって投資から退場していきます。

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投資でお金を減らしたい人ならそんな作業をしなくても良いんですけど、増やしたいなら他の人がやらないであろう地道でしんどい作業をやるべきですよね。

地道な作業は自分の血となり肉となります。自分の武器になるかも知れない地道な作業、「はい、よろこんで!」とどんどんやっていきましょう。

検証ができたら応用してみよう

今回の検証では、権利確定日の2ヶ月前の10日の寄付(始値)で買って、権利確定日の寄り付きで売りました。

これを例えば、権利確定日の3日まで売ったら成績はどうだろう、2ヶ月前の10日じゃなくて、2ヶ月前の1日や、3ヶ月前の15日ならどうだろう?

というように1つの調べ物が終わったら、その結果を見て、ここを変えたらどうだろう?というのがたくさん浮かんでくるようになります。

こういった検証をしたことがない人は、そんなアイデア浮かばないと思うかもしれませんが、検証の経験を積み重ねていけばどんどん視野が広がり応用力や想像力が鍛えられていくので、とにかく何でもどんどん検証していくことが大切です。

株主優待先回り投資法のメリット

株主優待先回り投資法には値上がり益を狙うのですが、メリットと問題点がありますので事前に知っておきたいところです。

業績悪化や市場全体が暴落しても下げにくい

株主優待目当てで買っている人の中には、株主優待には魅力を感じているものの、株式投資には全く興味がなく、どれだけ上がろうがどれだけ下がろうが、株主優待が維持される限り全く売らない人も一定数います。

その割合は、他の銘柄よりも圧倒的に多いため、業績が悪化しようが、市場が暴落しようが他の銘柄より売り人が少ないため、下げにくい傾向があります。

特に個人投資家に人気が高い株主優待を出している企業ほどその傾向は強く、値下がりリスクは株式市場平均よりもかなり低くなります。

今回検証したマクドナルドも2015年には業績不振から大赤字の決算を出しましたが、株価は大きく下げることはありませんでした。

マクドナルド業績
 

マクドナルドチャート

 

ご覧のように業績が悪かろうが株価はほとんど下がっていません。マクドナルドほど人気の優待株はこういう安心感もあります

株主優待先回り投資法の問題点

実は、株主優待先回り投資法にも欠点と言える問題点があります。

最後になりましたが、事前に知っておかなければいけない2つの問題点に触れておきます。

株主優待の改悪や廃止

今回の検証では保有期間は約2ヶ月半でした。

その保有期間内に株主優待の改悪や廃止の発表があるかもしれません。

そういう悪材料が出ると、株主優待目当ての個人投資家は持っておく理由がなくなるので、いっせいに売ってきます。株価の暴落、ストップ安も起こりえますので、確率は低いとはいえ、事前にその覚悟はしておかなければいけません。

今回の検証した三光マーケティングフーズは2018年8月10日に株主優待の改悪を行いました。同時に決算発表もあったようなので、暴落した原因が業績悪化なのか、株主優待改悪なのか、その両方なのかは分かりませんが、改悪発表の翌営業日の13日と14日の2日連続でストップ安となりました。

三光マーケティングフーズ株主優待改悪で暴落

 

もちろん、逆のパターンもありえます。

保有期間中に株主優待の追加や業績の上方修正の発表があるかもしれません。

株を保有している限り起こり得るすべてのことに対して自分で責任を取るしかありません。

万が一株主優待の改悪が行われたら暴落しても大怪我しないような資金量で売買することが重要です。

不測の事態により市場全体が急落した場合

いくら業績抜群で、それでいて割安の株があったとしても、市場全体がパニックに襲われたら上がるものも全く上がりません。

こういうときは、将来の成長を見越して割高な水準まで買われた銘柄が特に売られます。それに比べると業績抜群の割安株の被害は少ないと思います。

人気の株主優待株もそれと同じで、株主優待目当てで買っている人が多く、値上がりして含み益が増えようが、値下がりして含み損が増えようが他の銘柄より売らない人が多く、市場全体のパニック下げに比べると下げ幅は少ない可能性が高いです。

しかし、下げ幅が他の銘柄に比べて少ない可能性が高いだけであって、自分の買値より下げて損をする可能性は十分あります。

これはどの株を買っても言えることですが、市場全体がパニックになれば株を売らない限り損失から逃げることはできませんので、あらかじめ了承しておきべき点です。

株主優待先回り投資法におすすめの証券会社

株の売買手数料は証券会社によってかなり差が出ます。

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