マネー論

自分が社畜でも株を買えば、好きな優良企業に自分のお金を今すぐ働かせ利益の一部を手に入れられる


結論から言うと、学歴がなく労働者として生きるのが精一杯と考えている人ほど株式投資をするべきです。

一昔前の株の売買手数料は1%以上でした。でも今は激安です。

またインターネットのおかげでだれでもたくさんの投資情報を手に入れられ、証券会社の店舗に出向かなくても容易に株を買うことができます。

昔ほど労働者と投資家は分断されていません。労働者側であっても今すぐ投資家側にも立つことができる素晴らしい時代になりました

株を買うということはその企業に出資しているということですから、利益が出ればその一部をもらうことができます。

自分はたとえショボい中小企業で働いているという不満を持っていたとしても、株を買いさえすれば、自分のお金を世界中の優良企業で働かせ利益の一部をいただくことができます。

労働こそが正義で、投資で稼ぐのは悪

残念ですが、そんなきれい事を言っても何とか生きていける時代はとっくの昔に終わりました。

もちろん、労働は悪ではなく、社会を支え発展させるためには必要不可欠で尊いものですし、労働すべきでないなんていいませんが、残念ながら労働者が搾取される構図は今も昔も変わらないどころか、ますますひどくなる一方です。

平均給料


上の図は年度別の名目GDPと日本の平均給与のグラフです。

オレンジ色の名目GDPが下がっているときに給料が上がらなかったり、下がるのはわかるとしても、平成16年から19年にかけてと、平成25年以降の名目GDPが増加している場面でも給料が増えない。増えてもGDPの増加に比べてはるかに小さいという状況になっています。

このことから分かることは1つ

企業は儲けても従業員に還元しない

ということです。

しかし、これが資本主義というものです。

また、企業が労働者への利益の分配を低く抑え、その分投資家の分け前を多くしていることは、ピケティが「21世紀の資本」で説明してくれています。

ピケティが統計を取りわかった「資本収益率r(リターン)が経済成長率g(グロース)より高い」という事実は、資本主義社会では、お金を使いリスクを取って行動を起こしたものが正義で、そうした者が大きな果実をいただく権利を手にすることができるということなのです。

労働者は搾取される側で、その対極に立つのが経営者であり投資家であるということは悔しいですが認めざるを得ない事実です。

21世紀の資本
トマ・ピケティ
みすず書房
2014-12-06



優秀なる社畜であり続けるのはその人の自由ですが、現状の不満をぼやいていても何も変わりません。

この資本主義社会でお金持ちになるためには、資本者側、投資家側に立つしかないのです。

今すぐ資本者側に立てる方法は1つ。

株式投資を行うことです。

給与所得がある人はは毎月一定の給料を手に入れることができるおかげで、投資で得た配当や売却益に手を付けずそのまま再投資することができます。それが労働者としての最大の強みです。

100万円の投資で毎年8%の利益を出していたとします。

(ちなみに、年8%というのはアメリカ株式指数であるのS&P500の過去30年間の年間平均騰落率である9.4%を下回る数字です)

利益を再投資しない場合、1年後108万円、2年後116万円、3年後124万円と資金を2倍にするには12.5年かかりますが、8%の利益を再投資する複利運用を行えば、1年後108万円と同じですが、2年後は116.64万円、3年後は125.97万と再投資により今年生んだ利益が来年の利益を生んでくれる状態になり、9年後に200万になり、12年半後には261.89万まで増えることになります。

以上の計算は、売買益や配当を再投資しただけのものです。毎月の収入から少額でも一部を投資に回していけば再投資分を合わせ複利の力でさらに速度を速め資産を大きくさせることが可能です。

P&G(Procter & Gamble)が62年連続増配、コカコーラとジョンソン・エンド・ジョンソンは56年、ペプシコーラは46年、マクドナルドは42年連続で配当を増やしています。

こうした連続増配株を買い、毎年増えていく配当を再投資していくだけで雪だるま式に資産が増える可能性が高まります。

自分が優良企業で働けなくても、自分のお金を優良企業で働かせ利益の一部をいただくことは誰にでもできます。

自分のお金を優良企業に働かせるために、就職試験や面接をクリアする必要も、学歴も職歴も特技も必要ありません。

証券口座を開いて株を買うお金を入金できればいいのです。

昔は手数料だけで1%以上必要でしたが、今は証券会社の手数料も劇的に安くなりました。

小資本であっても安定した収入を確保できる労働者の立場を維持しながら、投資家側に立つことができる時代になりました。

とても恵まれた時代になりました。

大富豪の家庭があれば、貧しい家庭もあるように生まれた瞬間から経済的な格差は存在しますが、株式市場があるおかげで投資家としての入り口は誰にでも平等に開かれているのです。

資本主義の理不尽さを嘆き理想を語りながら貧していくよりも、その仕組みを上手く利用できるようになりたいものです。

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21世紀の資本
トマ・ピケティ
みすず書房
2014-12-06

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