松井証券がポイントサービスを導入。投資信託購入手数料全額ポイント還元


松井証券は10月下旬より、独自のポイントサービス「松井証券ポイント」を導入すると発表しました。

ポイント導入と同時にジャックスと提携し「松井証券ポイント」が貯まるクレジットカードの発行も開始します。

松井証券ポイントの貯め方

1.投資信託購入手数料全額ポイント還元

松井証券ポイント導入に伴い、投資信託購入手数料が全額ポイント還元されることになり、実質購入手数料無料でどの投資信託も購入できることになります。

松井証券はこれまで『投資信託の販売に係る基本方針』として「販売手数料を徴収しないこと」という方針に基づき、ノーロード(購入手数料無し)型投資信託を取扱いの対象としてきました。

しかし、松井証券ポイントサービスの導入により、今後は購入手数料を松井ポイント還元することにより、ロード(購入手数料有り)型投資信託についても取扱いを開始する予定になりました。

ということで、インデックス投資信託をメインとしている人には無縁ですが、アクティブ投信では購入手数料が1%~3%必要な投資信託が多数あります。

これらの手数料が投資成績の足を引っ張る要因で、顧客のためにならないという思いがあったのか、松井証券ではこれまで購入手数料が必要な投資信託は取り扱ってきませんでした。

しかし、今後手数料は全額ポイント還元することで、購入手数料が必要な投資信託の取扱も始めるということで、取扱商品のラインナップも一気に拡充されることになりそうです。

※購入手数料がかかる投資信託の取扱は11月下旬以降に開始するとのことです。

2.投資信託の預かり残高に応じてポイントを還元

まだ、還元率等の条件は発表されていないので詳細は分かりませんが、投資信託の預かり残高に応じてポイントを還元する予定です。

この預かり残高に応じたポイント還元は、すでに他のネット証券会社では行われています。

ですので、今まで松井証券で投資信託を買う合理的な理由はありませんでした。

しかし、今回の制度改定で松井証券でも預かり残高に応じてポイント還元されることになりましたので、ライバルのネット証券を含め選択肢が広がり、証券会社間での還元率の競争が起こる可能性もあるという意味では大いに歓迎すべき発表です。

ちなみに、現時点においてネット証券各社の「投資信託の預かり残高に応じたポイント還元率(年率)は以下のようになります」

投信預かり残高還元率(年率)
証券会社還元率備考
カブドットコム証券 0.12%3000万円以上で0.24%
SBI証券0%~0.1%1000万円以上で最大0.2%
マネックス証券0.08%
楽天証券0.12%(残高50万円の時)
~0.03%
2000万円以上は一律
年1.2万円分のポイント

※カブドットコム証券は「毎月ポイント」、SBI証券は「投信マイレージサービス」、楽天証券は「投資信託資産形成ポイント」、マネックス証券は「マネックスポイント」
※ポイント還元対象外も一部あり

3.MATSUI SECURITIES CARDの利用

10月下旬から、松井証券もログイン後の会員サイトで申込受付が開始されるクレジットカード「MATSU SECURITIES CARD」をジャックスまたはMastercard加盟店で利用すると税込100円につき1ポイント(還元率1%)の「松井証券ポイント」が貯まります。

松井証券クレジットカード


>小さい話かもしれませんが、この「MATSU SECURITIES CARD」ポイント付与で素晴らしい点は、税抜でなく税込み100円で1ポイントが付くということです。

税抜98円、99円といった00円手前で販売されている日用品がたくさんありますので、税抜100円だとポイントを取りこぼす機会が意外と多いです。

しかし「MATSU SECURITIES CARD」なら取りこぼすことなくポイントをしっかりもらうことができます。

小さいようで大きなポイントです。

貯まった松井証券ポイントの使いみち

「投資信託の購入手数料全額ポイント還元」
「投資信託の預かり残高に応じたポイント還元」
「クレジットカードMATSU SECURITIES CARDの利用額に応じたポイント」

これら3点の方法で貯まった「松井証券ポイント」の使いみちですが、次の2通りの使い方があります。

1.投資信託の積立

貯まった「松井証券ポイント」は投資信託の積立に利用できます。一度積立設定を行えば、設定内容に基づき、毎月ポイントを利用した投資信託の積立が行われます。

積立投資とは、コツコツと定期的に投資信託を購入していく投資手法です。

一度設定すれば以降自動的に積み立ててくれるシンプルな投資手法ですが、一定感覚で一定の金額で購入していくので、価格が上昇しているときは購入数量が少なくなり、価格が下落しているときは多くの数量を購入できる「ドルコスト平均法」を使い投資することができるので、状況次第では積立スタート時より価格が低くてもプラスになる可能性もあるというメリットがあります。

松井証券ポイントを浸かって投信積立


また、松井証券は2016年11月に投資信託の取扱いを再開して以来、国内で初めて毎日積立の設定を可能としたり、投資信託の最低購入金額を100円に引き下げたりするなど、未経験の方が投資を始めやすい環境の整備に努力しています。

今回のクレジットカードの利用に伴うポイント発行とポイントによる投資を可能とすることで、未経験者や初心者に投資を身近に感じてもらい、将来に向けた資産形成を後押ししたいと考えているとのことです。

2.各種商品との交換

詳細はまだ発表されていませんが、保有ポイントに応じてAmazonギフト券やその他各種商品との交換が可能になります。

というわけで、投資信託の購入に充当する以外に、Amazonギフト券などにも交換できるということなので、投資をしない人にとっても「MATSU SECURITIES CARD」は税込100円で1%還元してくれるかなりお得なクレジットカードということになります。

まとめ

松井証券ポイントが始まる10月下旬までまだ時間はあります。また、制度としてはクレジットカード「MATSU SECURITIES CARD」のポイント付与条件が良いという以外は、同様のサービスを先発させているネット証券各社と大差はありません。

しかし、口座数でシェア10%を握り、SBI証券、楽天証券、マネックス証券についで業界第4位の口座数を誇る松井証券のポイント制度参入により、証券会社間での競争が激しくなる可能性もあるので、顧客である私たち個人投資家にとっては大歓迎と言えるニュースです。

松井証券

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