思考

事実をどう解釈するかで人生が変わる


個人指名をもらうお店があったとします。

お店の集客力アップとスタッフ個人の発信力を上げるために、

「週に最低4回はそれぞれお店のブログを個人名で更新すること。それがお店の集客力アップだけじゃなく、みんなの個人の発信力アップになり自分の財産になるよ」

と伝えたところ、当然のように「真面目にやる人」と「ほとんどやらない人」に二分されました。

どうしたものかと思ったものの、やらない人は同じことを再び伝えてもやっぱりやりません。

やらないことは彼らにとってもマイナスなのになと思いながらも、仕方がないなと諦め気味でした。ただ、真面目にブログの更新を続けている人に悪影響だけを与えないかということだけが心配として強く残っていました。

その悪影響というのは、「やらなくても大丈夫だ。やらなくても上司から何も言われない」と思い、やる気があってせっかく継続していたことを止めてしまう状態になってしまうことです。

ブログの更新が面倒だとは全く思わず、自分の将来のためだと楽しみながらやっているなら全く問題はありません。

でも、少しでも心の中に「面倒だ」という気持ちがあるなら、やらなくても大丈夫だという姿を目の当たりにすることにより、心の中にあるその小さな「面倒だ」という気持ちにたくさんの栄養を与えてしまい、サボる理由を作るきっかけを与えることになりかねません。それがとても心配でした。

しかし、僕のそうした心配をよそに、真面目にやり続けていた彼は、彼以外週に4回どころか1回もブログを更新していない先輩ばかりの中、コツコツと更新を続けたのです。

僕は彼の努力と行動に感動し尊敬の気持ちを込めながら彼の頑張りを褒めた後に、皆ができていないのになぜ続けられたのかを聞きました。

すると彼は、

「先輩たちは自分に対する意識とお店に対する姿勢がないんだなと思いました。今後の展開を先に考えると、こうして継続することが将来の自分の集客力になりますし、良いお店づくりにもなると思います。継続すればするほどお店と自分の成長に繋がると思います」

と答えたのです。

やらなくても注意されていない先輩を見て、手を抜くことを学ぶこともできたのに、先輩を反面教師にして人ができないことを自分が継続することが、店と自分の成長に繋がると感じることができる彼。ますます将来が楽しみになりました。

「やるようにと何度か言われてもきつく注意されることがないのでやらない先輩」

という目の前で起こった1つの事実に対し、

「やらなくても怒られないならやらない方が楽だし自分もやめよう」

「先輩とは自分と店に対する姿勢や意識が違いすぎる。皆が出来ていないことをやり続けることが将来の自分と店への成長につながる。自分は今、みんなができていないことを出来ているんだから差をつけるチャンスだ。だからこそやるべきなんだ」

と全く正反対の解釈、捉え方があり、どう解釈するかで今後の自分の立ち位置が大きく変わるんだろうなと感じました。


テストで90点を取った」という事実に対して

90点で満足して終わる」のか「間違った10点をしっかり見直すことで、出来ない、分からない部分をなくしていけるよう努力する」のか、この対処方法の違いの積み重ねが、半年、1年と時間が経つにつれ大きな差になっていきます。

また、「株式投資で1つ大きなミスをして損をしてしまった」ときでもどう対処するかで今後の運用成績が変わってくるに違いありません。

失敗した自分を責めて、起きてしまったことに対していつまでも「なぜあんなミスをしてしまったのか」と悩みネガティブな気持ちのままでいるのか、

それとも

「結果は変えられないのだから、失敗してしまったことは仕方がない。今回の失敗で対策を考えられたので、もう二度と同じ失敗することはない。今回の失敗のおかげで自分は成長できた。早めに貴重な経験をできてよかった」とポジティブに捉え自分の成長に繋げられるのかで今後の成長に大きな差が出てくるでしょう。


もっと身近なところだと、「夜遅くにお腹が空いたという事実に対してもどう捉え、どう行動するかで将来大きな違いが出てくるはずです。

我慢できないから何か食べる」のか「今から何か食べるのは不健康だし、太るし何も良いことがないので止めておこう」と我慢するのか。

夜何か食べてしまうというのは習慣になりやすいので、今回を機に毎日のように夜遅くに食べてしまい、それが習慣になってしまうのか、こんな時間に食べるなんてありえないという意識が自分の中で作られるのかで大きく違ってくると思います。


また、日常の何か面倒なことに対して、いつも「嫌だなー。面倒だなー」と思うだけで終わるのではなく、「この面倒なことをどうにか楽にする方法はないかな」と考えるだけでビジネスチャンスが生まれる場合だってあるはずです。

「事実は1つ。解釈は無限」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

変わることのない1つの事実をどう捉えるかで自分をポジティブにもっていくことも、ネガティブにもっていくこともできます。また、どう捉え、どう行動するかで、自分の将来が大きく変わることだってあります。

だからこそ、変えられない事実に対してネガティブに捉えて嫌な気分でいるなんて時間がもったいないです。

とはいっても、感情のある人間ですから誰だってポジティブに捉えることができない出来事はあるでしょう。

そんなときでも一瞬ネガティブになることはあっても、一度気持ちを落としきってしまったら、あとは落とし切った気持ちをできるるだけ早く良い方に持っていけるように事実をポジティブに解釈して、自分のために、自分の成長のために上手く活用したいですね。

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