経済市場雑記

18円の値上げで客離れの鳥貴族。投資するなら皆から愛される企業を選ぼう


東証一部上場の居酒屋大手チェーンの鳥貴族の株価が急落しました。

前日の決算発表で、税引後利益が前年同月比で32%減になることがわかり個人投資家の嫌気売りがあったようです。

鳥貴族ニュース


商品を280円から298円へ18円値上げしただけで、既存店の客数が5%も減るって、飲食業はお客の飽きとの戦いでもあるので、客数5%減は全て値上げのせいとは言い切れませんが、たった18円の値上げで5%もお客さんが減ったら商売やっていて悲しくなるでしょうね。

こういう低価格路線の商売は、全部値段で判断されてしまいます。

280円のときは「値段の割りになかなか美味しい。量も多いし」と言われていたのに、18円値上げしたとたん「まあ量は多いけど、味はまあまあ」みたいになって、それなら他の店でもいいやってなるんですよね。

これって悲しいかな

鳥貴族が愛されていてわけじゃなく、値段とコスパが愛されていた

だけなんですよね。

値上げされるとお客からしたら愛するものがなくなるので鳥貴族に行こうとすら思わなくなるわけです。

それでなくても、飲食業は参入障壁が低く、斬新なアイデアの料理を生み出しても一瞬でパクられて、元祖であっても類似商品を出すお店の1つ扱いになってしまう、差別化が図りにくい超レッドオーシャンな業界です。

長年成長を続けるのは本当に厳しい業界です。投資家としても、投資対象としてはまったく魅力的でない業界でもあります。

また、鳥貴族や飲食業界に限らず愛されていない会社に投資だけはしてはいけません。

会社じゃなくて値段に愛されている会社には価格決定権はなく、お客側に価格決定権があります。

鳥貴族のように値上げをすると一気にお客が離れ成長がストップします。

会社、サービス、商品が愛されていて、他に変わりの効かない存在になっている企業に投資すべきです。

鳥貴族株価チャート


鳥貴族の株価チャートを見ると去年の年末から今年1月にかけては株価が急上昇していますが、株価もあっという間にピークが過ぎ、山の麓まで降りてきました。 

出店ペースが落ちるか単月の既存店の売上が前年同月比マイナスになるまでなど、短期勝負と割り切って買うのであれば問題ありませんが、私たち一般投資家はコカコーラのように長年世界でトップを走ってきて、代わりになり得るライバルがいない企業に長期投資していくのが賢明であることに間違いはありません。

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鳥貴族

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